包丁で刻みものをするとき
何気なく切っている事も
あると思います。
包丁は、研いでどんなに切れるようにしていても
使い方を間違えていると上手に切れません。
食材を上から下に切れば切れると
思われるかもしれませんが
それだと切っているのではなく
切り口を潰している事もよくあります。
例えば、玉ねぎを切って目が痛くなるのは
玉ねぎが悪いわけでも、包丁が悪いわけでも
なく、切り方が間違っていることが
一番の原因だと思います。
切り口を潰すように切ってしまうと
目には見えませんが玉ねぎの刺激物が
たくさん出てしまいそれが目に入り
痛くなってしまいます。
包丁は、前後どちらかに動かして
切るのが基本ですので意識的に
動かすようにすると良いのですが、
自分ではできているつもりでも
潰してしまっている事も
良くありますので意識して切ることが
美味しい料理を作るコツです。
切り物は、ただ切れば良いというものではなく
その時はわからなくても切り方や切り口の
違いで出来上がりは大きく変わりますので、
まずはスピードより丁寧に切ることを
心がけて作ると同じ料理でも違った味に
仕上がります。