夏は暑いですから煮物を作るのでも
温かい煮物より
冷たい煮物の方が好まれますね。
冷たい煮物を作る時、
通常温かくして食べる煮物の作り方で
作った煮物をそのまま冷たくして
食べてもあまり美味しくありません。
冷たい煮物と温かい煮物では
出汁の濃度や味の濃さ、使う食材など
が異なります。
出汁は鰹を効かせすぎると鰹臭さ
を感じてしまうことが多いので
(鰹節の種類にもよりますのでその限りではありません)
通常よりちょっと少なめにし
その分昆布をしっかり効かせるとか、
または、鰹節自体を使わないで
昆布と干し椎茸の出汁に変えるなどの
工夫が必要です。
組み合わせる食材も、脂の強い
ものは冷やすと固まってしまいますので
野菜や生麩などのお麩系、海藻類、貝類などを
選んで作るようにすると
美味しくできると思います。
味付けに関しては、
甘み、苦味、酸味、塩味、辛味、旨味で
それぞれ強く感じる温度帯、弱く感じる温度帯が
異なり、また
どうしてそのように感じるのか?
という根拠がわからないと理解されずらいと
思いますが、
全てを説明すると長文になってしまいますので
興味のある方は別途レッスンの時などにご説明
させていただきます。
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