食材選びというのは美味しい料理を作る
上で欠かせません。
どんなに手を加えても、食材の持ち味以上の
味はでてこないからです。
旬を迎えた食材は、それ以外の時期よりも
栄養価も上がり美味しくなりますので
おすすめですが、だからと言って
全て良いわけではありません。
例えば、冬の寒い時期には
お芋類（特に里芋系など）は甘みを増して
ホクホクになりとても美味しい
のですが、今年は秋口の天候不順で
海老芋や八つ頭などは筋張ったものが多くて
硬くゴリゴリしたものが多く
甘みもイマイチな割に
値段は高めです。
こんな時は、たとえ旬を迎えていても
無理に使わず、違うお芋や根菜で代用するなどの
工夫をした方が美味しく出来上がります。
これがなくてはダメだ、と決めず柔軟に
『変わるものなら何が合うかな？』
と考えて作ってみると新たな
発見があったりします。
ただ、新しいことをやると失敗はつきものですので
イメージ通りいかないことも
しょっちゅうですが、そこで諦めずに
『合わない食材をまた一つ見つけた』
いう感じでポジティブに考えていくと
気楽にチャレンジできると思います。
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