かぼちゃの選び方

先日、野菜選びのプロにかぼちゃの選び方の

衝撃的な事実を教えていただきました。

 

今までの私の認識では、収穫時から

ある一定期間置いてでんぷん質が糖に変化した

ものが甘みがまして良い、

皮は、なるべく濃い色(黒により近い方が良い)

下の部分のへそは小さくしまっていて

ヘタは10円玉くらいの大きさで水分が抜けて

乾いているような状態のものが熟成が進んでいる

証拠なのでそのようなものを選び、

ずっしりと重いものが良い、

と若い頃から教わっていたのであまり疑いもせず

思っておりました。

 

しかし、先日とある野菜のプロに

お聞きする機会があったのでそれとなく聞いて見たところ

かぼちゃは用途にもよるが持って軽いものの

方がねっとりと甘みがあるのだと聞きました。

 

今までの自分の概念と違ったので、にわかには信じられず

検証してみることにし、

軽いものと重たいものを実際に買って比べて見ました。

 

すると、軽いかぼちゃは切る時から簡単に切れ

、スプーンで種を取るときもみがぼろぼろ取れて

しまいそうなくらい柔らかく

『これは美味しくないのではないかなー』

と勝手な先入観を持っていました。

 

対して、ずっしり重く固くしまったかぼちゃは

切るときの手応えもよく、手に覚えのある感じで

『身が詰まっていてホクホクしていそうだなー』

と思っていました。

 

そしていざ、両方のかぼちゃを煮物

(検証ですので味付けは一切せず水で両方同じ条件で炊きました)

にしてみるとなんと柔らかく軽いかぼちゃの方が

ねっとりと甘みが強く奥行きのある味で

硬くしまった方は、確かにホクホク感はあるのですが

甘みがなくイマイチでした。

 

全てのかぼちゃが今回のものに当てはまるかは

まだまだ不明でもっと検証が必要ですが、

少なくとも選ぶときの基準が広がったのは

確かで、一般的に言われていることを鵜呑みにして

全てを当てはめてしまうことはもったいないことだなー

と改めて思いました。