寒くなると美味しくなる真鱈ですが
最近市場でも毎日のように見かけます。
ちょっと早いようにも思いますが
今年はものもよく美味しいとのことです。
鱈といえば白子が
高級珍味として重宝されますので
その分、上身はお手頃で出回っています。
上身も鍋や焼き物、煮物など様々な
料理にできふんわりと優しい食感と
ちょっと甘みのある味がとっても美味しいです。
鱈は鮮度落ちが早いのでなかなか関東の人は
食べられる機会がありませんが
もし新鮮な真鱈(水揚げから1日後までのもの)が手に入ったら
昆布〆にして召し上がってみてください。
癖のない身質とふんわりとした食感、昆布で〆ることで
旨味と甘味が増しとっても美味しいです。
皮まで引いて上身だけにしたら全体に軽く塩をして
昆布で挟んでラップをし軽く重石をして
5〜6時間つけておきます。
程よく昆布の旨味が真鱈の身に移ったら
昆布を外してスライスし出来上がりです。
短時間で仕上げたい場合は、真鱈の身を
薄くスライスしてから軽く塩をし昆布に挟むと
15〜30分でできます。
北海道、釧路辺りの漁師さんたちは
とれたての真鱈をその場で昆布〆にしても召し上がるそうで
お付き合いのある釧路の魚屋さんに
教わったのですがとても美味しいです。
*くれぐれも真鱈を火を入れないで召し上がる場合は
鮮度に気をつけて、新鮮なもの(水揚げから1日後までのもの)
にしてください。
*スーパーなどで切り身で売られているものは
ほぼ厳しいですのでお控えください。