1番だしは知っている方も多くいらっしゃいますが
2番だしはそれほど認知されていないのが実情かと思います。
しかし、2番だしは1番だしより使う用途が多く
下ごしらえにはほとんど2番出汁を使いますのでとても重要です。
また、1番だしをとった後の昆布や削りを使って取りますので
経済的にもとても合理的ですね。
鍋物や時には煮物などにも使えますので
1番出汁をとって終わりではなくぜひ2番出汁までとって
昆布や鰹節の美味しいところを全て使い切るよう
心がけると良いのではないでしょうか。
これからの季節にぴったりな2番だしを
使ったおでんの作り方をご紹介します。
おでんの出汁には二番出汁が向いています。
またおでんの場合はねたからお出汁が出るので、
相乗効果でさらに美味しいお出汁になります。
(食材)下記はあくまで食材例ですのでお好みの具材を入れてください
・大根:大根は下処理しておきます。輪切りにして皮をむき、お米のとぎ汁を鍋に入れて
1時間ほど炊きます。
炊き終わったら、冷水の中で冷ましながらぬか臭さをとっておきます。
・ちくわ
・はんぺん
・ゆで卵
・厚揚げ
・こんにゃく:一度、下茹でして臭みを取っておきます。
・木綿豆腐
・二番だし
・醤油
・塩
(手順)
1.鍋に二番出汁を入れて火にかけ、醤油、塩などで味を整えます。
2.味の沁み込みにくい大根やこんにゃく、ゆで卵から先に煮てゆきます。
3.1時間ほど煮たら、次に豆腐などを入れてさらに煮込みます。
4.具材の最後にちくわや練り物、はんぺんなどを入れて温めます。
(ポイント)
・大根はおでんに欠かせないので、丁寧に下処理しておきましょう。
またおでんを煮込む際には、味が沁みにくい大根やこんにゃく、
ゆで卵から順に煮てゆくようにします。
ちくわや練り物はに過ぎると食感が悪くなり美味しくないので
最後に入れ煮すぎないようにしましょう。