新年を前に

毎年この時期になるとおせちの一つとして

カラスミを仕込みます。

 

毎年作っていても、毎年出来栄えが違う。

 

天候や塩加減、干し加減、大きさなどで変わるので

当たり前といえば当たり前なのですが

そこは、これまで作りつずけてきた経験則

で作っていくしかなく、まさに継続の力に

任せて感覚で仕上げていくしかありませんので

レシピなどは役に立ちません。

 

飽きる、飽きないは別にして

同じものを覚えるまで作りつずけることで

のみ、その感覚が身についてきますので

言葉で表すのはなかなか難しいと思います。

 

毎日触ってみて、乾き具合や塩の抜け加減など

をチェックし、干す時間を調整してみたり

お酒を塗り足してみたりと微調整をしながら

約30〜40日ほどかけて仕上げていきます。

 

こうして、毎日少しずつ変化しながら徐々に黄金色に

変化していき出来上がりを見極めて仕上げていきます。

 

 

 

来年は、料理教室を始めて8年目となりますが

ここまでやってこれたのも生徒様のおかげで

感謝しかありません。

 

ありがとうございます。

 

明日から始まる新年も、

『どうしたらもっとわかりやすく確実にお伝えできるか』

を考えながら

少しでも皆様の料理上手へのお役に立てるよう

頑張ってまいります。

 

皆様にとって心豊かな新年になりますように。

 

どうぞ良い年をお迎えください。

 

来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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