煮物などの料理で、作れるようになった
と思う料理でも、慣れた量で作るときは
うまくいくようになっても
それが例えば、5倍や10倍の量を作るとき
同じように作ったのでは
出来上がりが同じようにできないことは
普通にあります。
量が違えば、沸騰するまでの時間や火加減、
煮詰まる時間なども代わりますので
同じようにいかなくて当たり前なのですが
そこは、実際やってみてうまくいかないことを経験して
身になってこないと言葉だけで理解することは
難しいです。
例えばレシピに書いてある分量を
5倍作りたいので全て5倍にすれば良いかというと
そういうことではない方が多いです。
煮物は、一見分量を入れ煮ればできると
思われますが、和食の中では
一番難しい料理工程で
料理屋さんではベテランの方が受け持つことが
多いくらいコツと経験、感が必要になり
煮物を上手に炊けるようになって
初めて一人前とみてもらえます。
簡単そうな煮物でも丁寧に、出来上がりをイメージして
それに近ずくように作っていくと
美味しく作れるようになってくると思います。