なんでもそうだと思いますが、
失敗を過度に恐れていては始めることすら
できません。
失敗から学ぶことは、成功から学ぶことより
はるかに多いと思います。
僕も、当たり前ですが失敗の方がはるかに多く
数え切れないくらいの失敗をしてます。
やり慣れている料理ですら失敗することも
あり、めげそうになることも少なくありません。
が、そこでやめてしまったら何も残らないので
失敗したところを書き留め、
次、同じ失敗をしないように頑張ります。
(ここにはもちろん楽したい、怠けたいという葛藤がありますが
どうしても上手になりたいとその気持ちを振り立たせます)
でも失敗してしまいます。
言ってみるとこの繰り返しのように
思うのですが、気がつくと少しずつ
技術が上がっていて失敗の回数が減っているのに
気づきます。
その頃には、その料理で使う分量や作り方の細かい手順
、感覚は全て頭に入っているのでレシピは
無用になっています。
失敗して、失敗してを繰り返しても
失敗の回数や箇所が変わらないということは
作っている回数がまだまだ足りないのだと思います
のでもっともっと作り倒します。
そうするとある時、今まで見えていなかったものが
見えてきます。
そこで初めて、
”自分のものになった”
ということになります。
個々の料理でも、今まで作ってきても
まだ、作りたいような料理を
作れるようになっていないのだとすれば
作っては失敗の回数が足りていないのだと思います。
一度、疲れるまで1つの料理を作り倒して見てください
新しい光が見えてきます。
(なんとも言えない達成感が味わえます)