食品を保存する方法の一つに冷凍保存があります。
長期の保存が可能になることと、食品によっては
栄養価が変化し上がる食材もあります。
しかし、冷凍しておけばいつまでも安心な訳ではありませんので
注意が必要です。
まず、食品の劣化を防ぐには最低ー50度以上が必要ですが
家庭用冷凍庫ではせいぜい−20度くらいが限界なので
それだと劣化を防ぐことは出来ず徐々に進んでいってしまいます。
食品を上手に冷凍するコツは、−1〜4度の温度帯を速やかに
通過させることが重要です。
上記の温度で食品内部は凍りますのでここで時間がかかってしまうと
氷の結晶が食品の細胞膜を破壊するチャンスが増えますのでパッと
凍らせてしまえばそればけ細胞の破壊が少なくなります。
でも、家庭用冷凍庫では−20度が限界のものが多いので
それを補う別の方法を考えなくてはなりません。
補う方法の1つ目は、
アルミ製のバットやアルミホイルは冷えるのが早いので
冷凍保存したい食材をそのようなものに包む、入れるなどして
冷凍するのがおすすめです。
2つ目は、水分の多い食品(例えば魚など)は脱水シートなどで
食品の水分を抜いてから冷凍保存用袋などを使って
なるべく密閉状態にし冷凍がおすすめです。
それでも家庭用冷凍庫では、徐々に腐敗は進んでいきますので
最長でも3ヶ月くらいまでには消費してしまった方が安心です。
(できれば2週間以内くらいがおすすめです。)
普段使っているようなもので長持ちさせるように
工夫できますので冷凍保存するときの
参考にしていただけたらと思います。