料理には、この分量を入れて何分煮たら
誰でも同じようにできますという風にはなりません。
同じ食材、同じ調味料を使って同じタイミングで
作っても同じようにはできません。
できなくて普通です。
それが料理です。
では、プロと何が違うのか?といえば、
あんばいと感覚です。
料理に関していえば、出来上がりのタイミングを
見極める最大のポイントは、レシピや言葉以外の部分
、感覚が大きなウェートをしめます。
そのことを踏まえて作ると、同じようにできなくて
当たり前という気持ちで作るので
落胆も小さくてすみ、また作ってみようと
なります。
その繰り返しがとても大事だと思います。
期待が大きいとできなかった時の落胆も大きいので
過度に『期待しない』
という気持ちが良いのかなと思います。
私はいつも、できたらラッキーくらいの
気持ちでやるようにして、失敗してもいいように
材料を多めに用意しています。
そうすると意外と失敗せず許容範囲内にできるもので
その時の方が『よくできた』となんだか
嬉しくなります。