歳を重ねてくると色々なことで
臆病になっている自分を肌で感じます。
若い頃は怖いもの知らずで”チャレンジしては砕け散ること”を
繰り返せたことも今では腰が引けてしまいます。
自分の中で何が変わったのか？
２０代の頃には積み上がっていなかった
”経験値”が５０歳になって少しだけついていて、
この歳になったら
”失敗できない”
という思いが自分の心の中に芽生えており
行動を鈍らせているのだと思います。
そこを奮い立たせて若い頃のようにもう一度
と思っても無理です。
メンタルはそんなに簡単に変えられません。
だとすれば、その経験値を生かしたやり方を
すれば良いのだと思います。
進みが遅くなったように思えても
年数を重ねてみたら、結果として
若い頃と同じような進み具合になっている
のではないかと思います。
話は変わりますが、先日、
”中米ホンジュラスで料理の仕事をしてくれる
人を探して欲しい”
と依頼を受けました。
もちろん私自身は行けませんが
ざっくりとした概要を聞いた後
あまり聞きなれない国だったので
さらにググってみたら
”中米で最も治安の悪い国”
と出ました（笑）
うーん、これは人生に刺激が足りなく
刺激を求めている料理人じゃないと無理だな
と思いました。
普通の日本人ではまず行く人はいませんが
料理人の中には稀に、そういう国ばかり好んで
行く料理人を何人も知っています。
そのような国は、守られた空間、住居
、移動手段などは保障されており住んで仕事する分には
あまり問題ありません。
何より、一番のメリットはお金が貯まります
（使う所がありませんから 笑）
目標を持った若い料理人の中には
そのようなところで何年か仕事をし
まとまったお金を作ってお店を始める人も
少なくありません。
考え方も人それぞれですね
出口の見えない現在のコロナ禍のなかで
料理屋さんも含めたサービス業は完全アウェイ
のように見えますが、視点を変え
やり方を変えるとやれることはまだまだ
あるように思います。
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