若い頃の自分と今の自分では
明らかに変化したことが色々あります
色々変化したことの中の一つに
新しいことを踏み出す一歩が
慎重になったことがあります
よく言えば、若い頃に比べて
少しだけ経験値が積み上がっているので
先のイメージがつけやすくなり
明らかに苦戦しそうなこと
また、そこそこ上手くいくのでは
と思うことのイメージを浮かべることができ
アクセルとブレーキと踏み違える
確率が少しだけ上がったことです
でも、やってみなければわからないこと
などまだまだたくさんあるので
ただ臆病になっているとも言えます
２０代の頃、”１人で海外で試してみたい”
とアメリカに渡ったときは
そのさき苦労することなど
考えもせず、勢いのままワクワクだけで
飛び込んでいきましたが
シカゴについて２日目にして早くも現実の洗礼を浴び
”やばいどうしよう、右も左も分からないけど
仕事をしなければいけない”
”えらいところに来てしまった”
”一人とはこういうことか”
と冷や汗と脂汗で窮地に追い込まれたことを今でも覚えています
今となっては良い思い出でなかなか経験できることではないので
あの時の経験が今でも鮮明に思い出すほど
忘れられない素晴らしい経験となっていて
いまにつながっていると思います
あれから３０年以上、プロの世界で経験し
多少のことでは驚くことはなくなり
どこの国でもなんとかなるのでは
という気持ちの余裕のようなものができていて
これもあの時の経験があるからだと思っています
コツコツ積み上げたものとは、体が覚えて
いますので頭で考えるより先に手が動くようになります
そこまでいけば、本当の意味での
”楽”
で
”簡単”
になるのだと思います
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