同じ料理を作るとき、何度か作ってみて
いまいち上手くいかないので
使う調味料や道具などを
変えたら良くなるのでは?
と思うこともあると思います
僕の個人的な経験と感覚の場合ですが、
よくなることもありますし
ならないこともあります
例えば、醤油変えてみたり
みりんを変えてみたり
砂糖や小麦粉などもそうですが
普段使っているものから違うものに
変えたら良くなるのでは?
確かに、何かは変わるかもしれません
が、
そのあたりの変化がわかるのはそれまでに
数え切れないほど料理を作って、
ある程度年数を重ね経験を積んだ
プロの料理人の話になります
基礎基本がしっかりと身についていなければ
そのあたりの微妙な変化や差を感じ取り
料理に生かしていくことは無理だと思います
例えば、醤油を大手メーカーさんのものから
こだわりのある個人蔵の醤油に変えたところで
ほぼ出来上がりの変化の差は微妙だと思いますが
、経験を積んだプロの料理人はその差を
求めますのでいきてくるのだと思います
ある程度のレベルの美味しさであれば
普通に売っているものを使っても美味しく作ることは
できます
変えるべきところは、道具や調味料などではなく
本気で上手になりたいと思うのであれば
『料理を作る技術をしっかり身につけなければ
何も変わらないんだ』
という
根本的な自分自身の気持ちだと思います
そのような気持ちになるには、そう簡単ではありませんので
覚悟と決意が本物にならない限りは
いつまでも今の延長が続くだけです
『別にプロの料理人を目指すわけじゃないし
そこまでやってる時間もない』
と思った時点で何の変化もおきないでしょう
本気のスイッチを入れるか入れないかは
全て自分次第ということになります